ペンタブレットを活用してみよう![1]

はじめまして、こんにちは!
最近久しぶりにゲームにハマってしまって寝る時間が惜しい大原です。

みなさまはペンタブレットというものをご使用になるでしょうか?
私の趣味がイラストを描くことでもあるので、実は中学生の時にWacomのFAVOという入門モデルのペンタブレットを買ってもらって以来離せない存在になりました。その子はまだまだ現役でございます。
今は3/16に発売されたばかりの同社のIntuos5を使用しております。
Intuos5ではワイヤレス化され、タブレット端末のようにマルチタッチも対応しました。
ちなみに現場スタッフは私含め全員マウス派です。
実は会社ではIntuos2が置いてあるのですがほとんど私がイラスト等描くとき以外使っておりません。

というわけで、みんなに必要とされてなさそうなこのペンタブレットをweb制作の過程でどのように活躍するのか実際の業務でも使いつつ考えてみました。
数回に分けてご紹介できたらと思っています。


●使用する環境は以下のとおり。
○PC:iMac
○OS:Windows7(Bootcamp使用)
○主に使うソフト
FireworksCS5
DreamweaverCS5
たまにIllustratorCS5・PhotoshopCS5
webサイトのデザインは基本的にFireworksを使用します。
その他メールソフトやEmEditor、Excelなど...
○使用するタブレット
Intuos5 touch Medium (ワイヤレスキットセット)(PTH-650/K0)
※ちなみにマルチタッチが完全に対応しているのがMacOSXLionとWindows7なのだそうです。


●マルチタッチってどうなの?

今回はこのテーマで書いてみたいと思います。

この製品が発表されたとき私が一番気になってた機能なのですが、
ついにペンタブレットにもマルチタッチがつきました!!

実際に使った感想ですが感度はかなりいいのではないでしょうか。
(ただ個人差があると思いますので、あくまでも参考程度にしていただけると幸いです)
ただ癖があるような感じは受けました。
ブラウザのスクロールなどをする時でも動かなかったりすることは多々あります。
というのもスクロールのジェスチャーをしてもズームや回転のジェスチャーと判定されているようでした。
反応はいいんですが、あまり正確ではないのでしょうか・・・
(このあたりはジェスチャーの割り当てをみなおして、通常のブラウジング等では回転やズームはいらないので、PhotoshopやFireworksなどの必要なアプリケーションで割り当てるといいかもしれませんね)

マルチタッチの技術は静電結合方式なのだそうですので、iPhoneやiPadと同じ技術みたいですね。
ですが、全く同じではないようで、iPhone・iPadでしたら素手でしか反応しません。手袋などはめると反応はしなくなります
Intuos5のマルチタッチはじつは静電気を帯びているものであれば基本的になんでも反応するようです。
服の袖でも反応しますし、イヤフォンのケーブルも反応します。ハンカチ越しに指でなぞっても反応するようです(すこし鈍くはなりますが)
なので服の袖に反応してキーボードを打っていると変なところにポインターが飛んだり文字を消したりちょっと迷惑なこともあります。
ただペンを動かしている間は誤作動防止の為マルチタッチが反応しないので使う際にはペンを範囲外まで外さないといけません。
逆を言えばペンを使わない時にマルチタッチを使いたくないけれどマルチタッチOFFをするのが面倒(左側のファンクションキーに割り当てればボタン1つですが)な場合は、ペンをわざとタブレットの上に載せておくと反応しなくなるので、この方法で使っております。キーボードで文字を多く打つときに便利かもしれません。
また写真のようにキーボードを上タブレットを下に置くのではなく、タブレットを左右どちらかに置くのもありですね。(机が広ければいいんですが)

また普通にノートパソコンのトラックパットの様に使うことも可能ですので、ペンなしでも操作できます。
ジェスチャーに関してもMacで使われてる動作とほとんど同じですので、Macを使う人にとってはMacBookやMagic Trackpadを使う感覚でも使えるのではないかと思います。
もちろん好きな動作を割り当てることが可能なので、そのあたりで作業の効率化を図ることもできるかと思います。

実用的な方法としては、絵を描くのならキャンバス回転とか拡大縮小を利用しながら使うと良いようです。
web屋としてですと・・・ジェスチャーに色々機能を割り当てて・・・という使い方なのでしょうか。
じつはこの機能はあまり使い切れていない部分もあるのとキーボードの方が慣れすぎててあまり使ってません。。。
戻る、進む、キャンバス内移動などがペンタブ上で完結できるというのは結構魅力なのですが、ペンを動かしていると使えないので慣れが必要かもしれません。
色々なジェスチャーに機能を割り当てることが可能なので、このあたりはもう少し使い込んで便利な使い方を研究したいと思いました。


●まとめ
・とりあえず思ったよりは反応がよい。むしろ服の袖でも反応するので注意。
・ジェスチャーがかなり豊富なのと色々な機能・ショートカットを割り当てることが可能
・ジェスチャーの割り当てによっては作業を効率化させることも可能 研究の余地あり

次回はファンクションキーについて色々見ていってみましょう!

技術情報

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